2024.05.01 UP

【保存版】金属加工の外注先を選ぶポイント|主要5加工法と対応範囲を徹底解説【京都機械商事】

金属加工は、自動車・半導体装置・医療機器・建築分野など、ものづくり産業の基盤を支える重要な工程です。
しかし「どの加工方法が最適か」「外注先をどのように選ぶべきか」で悩む企業担当者は少なくありません。

本記事では、代表的な 5種類の金属加工方法 の特徴や注意点を整理し、さらに 外注先を選ぶポイント京都機械商事の対応範囲・強み をご紹介します。
最後に FAQ(よくある質問) もまとめていますので、調達・購買担当者の方はぜひ参考にしてください。


▼目次


金属加工とは?基礎から解説

金属加工とは、金属素材を 削る・曲げる・接合する・表面処理する ことで、製品に必要な形状や性能を持たせる技術の総称です。
大きく分けると、以下のような種類があります。

  • 除去加工(切削・研削など)
  • 成形加工(プレス・鍛造・鋳造)
  • 付加加工(溶接・接着)
  • 特殊加工(放電・レーザー・プラズマ)
  • 表面処理・熱処理(めっき・焼入れ・アルマイト)

主要な5つの金属加工方法

① 除去加工(切削・研削・研磨)

  • 切削加工:旋盤やマシニングで金属を削り、精密部品を製作。NC旋盤による高精度加工が得意。
  • 研削加工:砥石を使い、ミクロン単位の精度で表面仕上げ。金型や精密部品に多用。
  • 研磨加工:最終工程で表面を滑らかにし、光沢や寸法精度を確保。

② 成形加工(鍛造・鋳造・プレス)

  • 鍛造:金属を叩き、強度を高める。自動車や航空機部品に最適。
  • 鋳造:溶融金属を型に流し込み、複雑形状を一体成形。
  • プレス加工:曲げ・打ち抜き・絞り加工で、大量生産に向く。

③ 付加加工(溶接・接着・機械的接合)

  • 溶接:アーク溶接・レーザー溶接で強度を確保。
  • 接着:ろう付け・はんだ付けにより母材を溶かさず接合可能。
  • 機械的接合:ボルトやリベットを用い、分解・組立が容易。

④ 特殊加工(レーザー・放電・プラズマ)

  • レーザー加工:非接触で切断・溶接・彫刻可能。微細加工に有効。
  • 放電加工:電気的放電で難削材や金型を加工。
  • プラズマ加工:高温プラズマで厚板を高速切断。

⑤ 熱処理・表面処理(焼入れ・めっき・アルマイト)

  • 熱処理:焼入れ・焼戻しにより硬度や靭性を調整。
  • めっき:防錆・装飾・導電性向上。
  • アルマイト:アルミに酸化皮膜を形成し、耐摩耗性・耐食性を強化。

金属素材ごとの加工適性

加工方法ステンレスアルミ
切削加工△ 難削材○ 容易
プレス加工○ 高強度○ 軽量
溶接△ 難接合△ 難接合
レーザー加工○ 有効△ 反射光が課題

➡ 素材特性を理解し、最適な加工法を選ぶことが 品質・コスト・納期最適化 につながります。


外注先を選ぶポイント

金属加工の外注先を選定する際は、以下を確認することが重要です。

  • 加工範囲と得意分野:切削、プレス、溶接など幅広く対応可能か
  • 品質管理体制:ISO認証、検査設備の有無
  • 納期対応力:短納期試作や量産対応の可否
  • コスト競争力:国内外調達の比較、最適化提案力
  • 技術サポート:図面設計・材質選定の提案力

京都機械商事の対応力と強み

  • 切削・プレス・溶接・放電加工・表面処理までワンストップ対応
  • 試作から量産まで、数量を問わず柔軟に対応
  • 本社及び協力工場とのネットワークで安定した品質を確保
  • 設計・材質選定からの提案も可能
  • 国内外調達に対応し、コスト最適化を実現

FAQ(よくある質問)

Q1. 金属加工を外注するメリットは何ですか?
A. 外注の最大のメリットは、設備投資や人件費を抑えられることです。
 自社で設備を持たずに済むため、コスト削減が可能です。
 また、自社にない加工技術を利用でき、短納期対応や高精度加工にも柔軟に対応できます。

Q2. 外注コストはどう決まりますか?
A. 外注費用は、主に材料費・加工方法・加工時間・数量・表面処理で決まります。
海外調達の場合は輸送費が加わり、航空便は高額だが短納期、数100kg以上なら船便が割安です。
見積依頼時には、条件を具体的に伝えることが重要です。

Q3. 海外調達と国内調達の違いは?
A. 海外調達はコストメリットが大きく、大量生産や難削材への対応にも強みがあります。
弊社の場合、中国本社での生産により、納期遅延のリスクを抑え、品質管理を徹底しています。
納期は常に前倒し出荷の段取りを取り、安心してご利用いただけます。
品質面では、各工程での検査と最終検査員による再検査を行い、外観についてもミツトヨ製面粗度計を使用して注文図面通りの面粗度を保証可能です。
一方、国内調達は、少量生産や急ぎの追加加工に柔軟に対応できるメリットがあります。小ロットや試作段階でも迅速に対応可能で、品質管理の透明性やコミュニケーションのスピードも強みです。

弊社では、海外・国内の両調達の特長を踏まえ、お客様のニーズに合わせて最適な提案を行っています。

Q4. 小ロットや試作だけでも依頼できますか?
A. はい。京都機械商事は試作1点から量産まで対応可能です。
ただし、海外調達で単品輸送する場合は航空便が割高になります。
納期に余裕があれば、混載便や船便を利用してコストを抑えることも可能です。


まとめ:金属加工の外注は京都機械商事へ

「外注先の選び方で迷っている」「試作から量産まで一貫して頼みたい」「短納期と高精度を両立したい」
そのようなお悩みは、ぜひ 京都機械商事 にご相談ください。

最適な加工方法・コスト提案で御社の課題を解決いたします。

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